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「ビザの申請結果はいつ出るの?」「入社日や渡航スケジュールに間に合うか不安…」 外国人本人や企業の採用担当者にとって、就労ビザの審査期間は事業計画やライフプランを左右する重要な問題です。
このページでは、出入国在留管理庁が公表する最新の「在留審査処理期間」のデータを基に、申請種類ごとのリアルな審査期間の目安、審査が長引く原因、そして審査を早めるための具体的なポイントを体系的に解説します。
就労ビザの審査期間は、申請の種類によって大きく異なります。以下は、出入国在留管理庁が公表している標準処理期間と、実際の平均的な日数です。
申請タイプ | 標準処理期間(公式) | 実際の平均日数の目安 | 主な対象者 |
---|---|---|---|
新規認定 (在留資格認定証明書交付申請) | 1ヶ月~3ヶ月 | 約2ヶ月~3ヶ月 | 海外から日本に初めて来る方 |
在留資格変更 | 2週間~1ヶ月 | 約1ヶ月~2ヶ月 | 留学生から社会人になる方など |
在留期間更新 | 2週間~1ヶ月 | 約2週間~1ヶ月 | 同じ会社でビザを延長する方 |
注意: 上記はあくまで平均的な目安です。個別の事案や後述する要因によって、期間は大きく変動します。特に最近は東京や大阪の本局などの大きな入管では申請件数の増加から期限のある変更や更新を優先せざるを得ないため、認定証明書交付申請は大幅に時間がかかる状況です。
➡️ 申請全体の流れはこちら:[【図解】就労ビザ申請の流れをフローチャートで解説を詳しく見る]
同じ申請でも、審査期間に差が出るのはなぜでしょうか。主に以下の4つの要因が影響します。
例年、留学生の卒業と新年度の入社が重なる1月〜4月頃は、入国管理局の窓口が非常に混雑し、審査期間が通常より長くなる傾向があります。
「技術・人文知識・国際業務」や「経営・管理」など、専門性や事業内容の審査が複雑になるビザは、比較的時間がかかることがあります。
提出書類が少なく済むカテゴリー1・2(上場企業など)の申請は、審査が早く進む傾向にあります。一方、事業の安定性を詳細に証明する必要があるカテゴリー3・4(中小・新設企業)は、審査に時間がかかることが多いです。
➡️ 詳細はこちら:[企業のカテゴリー区分(1〜4)とは?を詳しく見る]
書類の不備、記載内容の矛盾、追加資料の提出要請などがあるとその対応に時間がかかり、結果的に審査期間が大幅に延びてしまいます。これが審査遅延の最も多い原因です。
➡️ 不備を防ぐには:[就労ビザ申請の必要書類チェックリストを詳しく見る]
法的に審査を早める裏技はありませんが、以下のポイントを徹底することで、スムーズな審査を促し、結果的に期間短縮につながります。
完璧な書類準備: 提出書類に不備や矛盾がないことが最も重要です。
繁忙期を避ける: 可能であれば、1月〜4月を避けて申請する(または早めに申請を開始する)。
オンライン申請の活用: 窓口の混雑を避け、24時間申請が可能です。ただしオンライン申請では通常と管轄が異なる場合があり、その場合混んでいる入管が管轄となってしまいより時間がかかる場合があるため、申請前に管轄及び混み具合は調べておくことが望ましいです。
カテゴリー1・2の企業: 大企業や安定した企業は、審査が迅速に進む傾向があります。
申請理由書の明確化: なぜこの外国人を採用するのか、その必要性と合理性を説得力をもって記述する。
Q. 審査状況はどこで確認できますか?
A. 申請時に受け取る受付票の番号を使って管轄の入国管理局に電話で問い合わせることで、審査の進捗状況(審査中、許可、不許可など)を確認できます。
Q. 審査期間中に、在留期限が切れてしまったらどうなりますか?
A. 在留期間の更新または変更申請中であれば、在留期限が過ぎても特例期間として、元の在留資格のまま最大2ヶ月間は適法に日本に滞在できます。 ただし、この期間中に審査が完了しなかったり、不許可になったりした場合は、速やかに出国準備をする必要があります。
Q. なかなか結果が出ないのですが、何か問題があるのでしょうか?
A. 平均期間を大幅に超えても連絡がない場合、慎重な審査が行われている、または追加の調査が行われている可能性があります。不安な場合は一度入国管理局に状況を問い合わせてみることをお勧めします。
就労ビザの審査期間は、様々な要因で変動します。事業計画や個人のライフプランを立てる際は、公表されている平均日数よりも長めの期間を見積もっておくことが重要です。 このページで解説したポイントを押さえ、不備のない申請準備を進めましょう
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